パワースポットは自然に造られている場所と言うイメージが有りますが、風水を利用して設計、構築した人工的に造られたパワースポットと言うのもあるのです。
例えば東京に有る皇居、京都の二条城、沖縄に有る首里城なんかがこれにあたります。ここには王になるべく支配者が住んでいました。
支配する者にパワーが授かる様にと人工的に造られたのです。
パワーが授かる建造物を造る際に、風水を絡めてみて、場所が相応しいか、木や道を作り込んで邪悪な気を跳ね退け、良い気を取り込む様な設計をしていた様です。
今日利用されている風水は、家族が、自分自身がよりよく暮らしていく為の知恵と言う比較的小さな規模で使われていますが、実際に風水を使って人工的にでもパワースポットを作り出す事が出来ると言うのは凄い技術だと思います。
風水上では龍が王の化身として捉えられています。
龍が通る所に水呑場を作り、龍が住む場所を龍穴として中心に位置させる。
この龍穴をパワースポットと意味付けているのです。
日本ではこの龍穴を守ると言う意味合いで神社やお寺が建てられているとも言われています。
例えば東京にある皇居ですが、ここは日本の王、つまり天皇がいる龍穴に位置します。それを守る為に日光にある日光東照宮や箱根があると言われているのです。
京都についても鞍馬山や貴船神社が守っていると言われています。
これらは中心となっている龍穴を守り、パワーを龍穴に集める為にあるのです。
こうしてパワースポットは出来ているのです。