島国・日本には海を舞台にした祭りはいくつもあります。
最後は、島根県が誇るホ―ランエンヤ。
ただし、開催周期からして独特です。
この祭りが執り行われるのは10年に1度!
開催日数は9日にもおよび、約50人をのせる大船・馬潟櫂伝馬をつくって大橋川と意宇川を渡るのです。
祭りの見どころは、船上で繰り広げられる息ぴったりの演舞でしょう。
メインキャストは剣櫂をあやつる剣櫂、きらびやかな着物をまとった女形・采振。
船団をつくる5地区それぞれで衣装や踊りは異なりますが、演じられるのは一大錦絵巻。
配役は一様に小・中・高の児童・生徒というのも驚きです。
気になるホ―ランエンヤの文字は、実は船上で歌われる船唄のこと。
船団選りすぐりの唄名人が喉を競いあう。
こうした光景もやはり独特です。
この記事の目次
見どころ
船先に陣どり、天をあおぎみる男が剣櫂。祭りのみどころとなる錦絵巻の主役。
船上で披露される踊りは、櫂伝馬蹴り。
松江市指定の無形民俗文化財に指定されている通り、360年余年にわたって伝承されてきた伝統芸能。
幼い児童や生徒が演じます。
祭りの概要(アクセス・宿泊)
開催:10年に1度 平成31年5月中旬の9日間の予定
住所:松江市
交通:JR山陰本線「松江」駅から徒歩10分 大橋川周辺
問い合わせ:松江ホ―ランエンヤ伝承館 0852-32-1607
宿泊:野津旅館 松江市伊勢宮町555 0852-21-1525
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