京都の夏を代表する風物詩。
祇園祭が絢爛豪華であれば、京都五山送り火は風雅のひとこと。
お盆に迎えた先祖の霊を再び送るため、精霊送りの意味を込めて火が焚かれるのです。
その起源は、平安時代、室町時代、あるいは江戸時代とも言われていますが、風光明媚な遠景を前にすれば静かに息をのむばかりです。
この精霊送りは6つの山を使って行われます。
市内ビルの照明が落ちる20時ごろ、京都駅を背に右手側にある”東山如意ヶ嶽”から「大文字」、5分おきに山を左に移して、「妙法」「船形」「左大文字」最後に「鳥居形」がともされます。
スケールのとても大きな行事のため、ベストポイントはそれぞれ異なります。
一度にすべてを眺めるのは難儀です。
市内は、静謐な空気に包まれますが、観光客で混みあうので、落ち着いて眺めるのであれば、市内ホテル、もしくは同日に行われる「嵐山灯篭流し」を楽しむのもオススメです。
様々なイベントが提案されています。
直前では、ホテル予約も取れにくいので、翌年を想定してホテルの問い合わせるのが正解かも。
この記事の目次
見どころ
東山如意ヶ嶽の大文字は、京都市全域から眺めることができます。
全国的にも有名ですよね。
送り火当日でも護摩木(300円)の受付が可能です。(銀閣寺門前6~14時予定)
■主な演目:京都五山送り火(20時/東山如意ヶ嶽「大文字」、20時05分/松ヶ先西山・東山「妙法」、20時10分/西賀茂船山「船形」、大北山/「左大文字」、20時20分/嵯峨鳥居本曼茶羅山「鳥居形」)、灯篭流し
祭りの概要(アクセス・宿泊)
開催:8月16日 京都五山送り火20時ごろ~、灯篭流し19時~21時 受付10時30分~20時30分
住所:京都五山送り火・京都市内全域、灯篭流し・嵐山渡月橋付近
交通:嵐電及び阪急「嵐山駅」より徒歩6分
問い合わせ:京都市観光協会 075-752-7070
宿泊:京都ホテルオオクラ 京都市中京区河原街御池 075-211-5111
↓じゃらんならお得な価格で予約できます↓
≫京都ホテルオオクラの詳細・予約はこちら