日本最後の秘境と言われ、黒部峡谷に流れる黒部川の支流。
黒薙川沿いに湧く黒薙温泉。
一帯に響き渡る川の音は、ささらぎのようななまやさしい音ではありません。
「ゴ~ウ、ゴ~ウ」というすさまじい音。
日常生活では耳にすることのない水音のあまりの力強さに、ただただ驚くばかり。
しかし、そのうちに轟音が心いっぱい占めていた哀しみや後悔を否応なしに洗い流してくれることに気づきますよ。
そして川音が次第に心地よく思えてくるから不思議。
お湯につかっているうち、淀みの押し出された心は、空っぽ状態に!
空っぽといっても、空虚なものでなく、状況を受け入れるための余白が生まれたということなのですよ。
心をリセットして再チャレンジ!
「黒薙温泉旅館」は黒部川支流・黒薙川沿いにある一軒宿。
温泉郷がある宇奈月駅始発のトロッコ電車の黒薙駅から約600m、山道を20分ほどあるいてようやくたどりつく秘境のパワースポット。
トロッコ電車で終点まで行くと、そこにも立ち寄りのお風呂があり、深い渓谷を見ることができる猿飛峡もパワースポット。
住所:富山県黒部市宇奈月町黒薙
電話:0765-62-1802
営業期間:4月下旬~11月下旬まで(トロッコ電車の営業期間により変更あり)
◆料金 1泊2食9600円~
◆日帰り入浴 10時~15時 500円
◆客室 15室(和室)
◆お風呂 4(男湯、女湯、混よく露天、女性専用露天)
◆泉質 弱アルカリ性単純温泉(無色透明、匂いもなくさらりとした肌触りの湯。様々なミネラルがバランスよく入っており、どんな肌質の人でも比較的安心なお湯)