筥崎宮(はこざきぐう)は、福岡県福岡市東区箱崎にある神社で、筥崎八幡宮(はこざきはちまんぐう)とも呼ばれています。応神天皇を主祭神とし、神功皇后と玉依姫命を配祀する。大分県宇佐市の宇佐神宮、京都府八幡市の石清水八幡宮とともに日本三大八幡宮の一つとされます。
箱崎宮の歴史と由来
国道3号線を挟んで博多湾から境内、本殿まで長大な参道が続いており、毎年、清めの真砂(まさご)を貰い受ける「お汐井とり」が行なわれ多くの参拝客で賑わっています。
秋には、参道を解放して、福岡の三大祭りの一つとされる、放生会(ほうじょうや)が開催されます。
放生会(ほうじょうや)というのは、命を尊び、海の幸、山の幸に感謝するお祭りのことです。
博多名物のガラス製の音が出る玩具「ちゃんぽん」(ビードロ、ポッペン)が数量限定で売られるが1時間もしないで売り切れるほど人気。
1kmの参道に昭和の思い出が残る各種露店が立ち並び県外からも多くの観光客が訪れ、夜遅くまで賑わいをみせます。
箱崎宮のパワースポット
箱崎宮には、「戦勝の神様」とも言われており、福岡を本拠地とするプロ野球「福岡ソフトバンク」や「サッカーJ1リーグ「福岡アビスパ」が優勝祈願に例年訪れています。
大鳥居をくぐって正面に「箱崎宮のパワースポット」である「湧出石」があります。
湧出石に触ると、「招福開運」のご利益があるといわれています。
また、国に一大事がある時、地上に姿を現すという古い言い伝えがあるパワースポットです。
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ここは、1174年10月20日に蒙古が3万の大軍を率いて博多湾に押し寄せ日本軍と戦った激戦地でもあります。箱崎宮も戦災しました。
その日の夜中から朝方にかけて台風の荒波をうけた毛この軍勢は消え去り、蒙古軍船の碇石ともいわれるものが博多湾に打ち上げられていました。元寇(げんこう)と言われる余りにも有名な史実です。
箱崎宮の主要行事
■1月3日 玉せせり(玉取祭)
締め込み姿の男たちが(幸運を授けると言われる)木製の宝珠を奪い合いながら本殿に納める。
■1月11日 聖一国師報賽式
■春分に近い戊の日 春の社日祭(お汐井とり)
清めの真砂を箱崎浜で貰い受ける。家や田畑に撒いて家内安全や豊作を祈願する。
■6月末 池島殿大祭
■7月1日、9日 お汐井とり
博多祇園山笠の舁き手が身の清めのための真砂を箱崎浜で取る。
■7月末 夏越祭
■8月7日 七夕祭
■9月12日~18日 放生会(ほうじょうや)
■秋分に近い戊の日 秋の社日祭(お汐井とり)
■12月31日 御胞衣祭(大祓式・なまこ餅つき)
箱崎宮へのアクセスと宿泊案内
宿泊案内
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■福岡市地下鉄箱崎線箱崎宮前駅下車、1番出口より徒歩3分
■九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線箱崎駅下車、西口より徒歩8分
■西鉄バス箱崎バス停下車、徒歩3分
■福岡都市高速「箱崎」下車して、5分(大駐車場あり)