新潟で有名な神社はどこですか?と地元に人に尋ねると返ってくる答えが「弥彦神社と白山神社」です。
中でも県内最大のパワースポットと言われるのが弥彦神社は『万葉集』にも歌われている古社である。
弥彦神社の由来と歴史
弥彦神社周辺には豊富な源泉と料理自慢の温泉宿が並んでおり、特に晩秋の紅葉見物後の温泉は最高♪祭神の天香山命は、古事記に高倉下という名前で登場し、社伝によれば、越後国開拓の詔を受け、越後国の野積の浜(現長岡市)に上陸し、地元民に漁労や製塩、稲作、養蚕などの産業を教えたと伝えられる。
彌彦神社の御創建について、社伝によると天香山命は第六代孝安天皇元年(西暦紀元前392年)二月二日に越の国開拓の神業を終えられ神去り坐して神劒峰(弥彦山)に葬られ、御子である第一嗣・天五田根命が廟社を築き奉祀した事に始まります。下って第十代崇神天皇の御代(御在位:紀元前97~30年)に、第六嗣(天香山命より七代)建諸隅命が勅を奉じて社殿を造営して以来、御歴代の天皇の勅による社殿修造がなされ、第四十三代元明天皇和銅四年(711)には勅により神域の拡張と神戸及び神領の境を定めたと伝えられております。
よって彌彦神社は御創建から二千四百年以上の歴史を有する神社です。
弥彦神社公式サイト出展
高さ30mの大鳥居
彌彦神社の入り口に立つの一の鳥居で、まさに霊界の入り口であり、弥彦神社全体の美しさと荘厳さを素直に受け入れられるパワースポットである。
また、弥彦神社にある「重軽の石(おもかるのいし)」。「重い軽いの石」「津軽火の玉石」「津軽石」とも呼ばれています。わかりにくい場所にあるため、弥彦神社へよく行くという人でも知らない人が多い、隠れスポットだったりします。
大鳥居を直進して右側には親鸞聖人清水(写真下左)があります。案内板によると「浄土真宗の開祖親鸞上人が越後国配流中、弥彦神社に参拝して、当家に宿泊し家人の水に苦しむを憐み所持の杖で家の裏の地をついたら此の清水が湧き出た」と伝えられています。
弥彦神社前の大通りを西へ少し入った、弥彦神社末社住吉神社境内の小祠をおおうように立つ蛸tケヤと呼ばれる老木(写真上右)がある。高さ約30メートル、樹齢およそ800年以上の巨幹から地上近くすぐに大枝が八方に広がり見るものを圧倒する。
新潟に訪れた際にはぜひ参拝した神社である。
弥彦神社の行事
1月 | 歳旦祭(1月1日)・夜宴神事(1月1日 – 1月3日) 弓始神事(1月7日)・粥占・炭置神事(1月15日 – 1月16日) |
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2月 | 神幸神事(2月1日 – 2月4日)・例祭(2月2日) |
4月 | 鎮魂祭(4月1日)・妻戸大神例祭(4月18日) |
5月 | 春季大祭(5月14日) |
6月 | 水無月大祓式(6月30日) |
7月 | 燈籠神事(7月25日) |
11月 | 鎮魂祭(11月1日)・新嘗祭(11月23日) |
12月 | 大祓式(12月31日) |
弥彦神社の公式サイトはこちら
所在地: 〒959-0393 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887−2
電車でお越しの方
上越新幹線
燕三条駅で弥彦線に乗り換え、終点弥彦駅着
弥彦駅より神社まで約1km 徒歩15分程
燕三条駅よりタクシー利用は約13km 約30分
自動車でお越しの方
北陸自動車
三条燕ICより約13km 約30分(関東方面よりお越しの場合)
巻潟東ICより約15km 約30分(新潟方面よりお越しの場合)
国道8号線
三条より約15km、国道116号線吉田より約5km
駐車場のご案内
神社周辺には無料大駐車場があります。(神社脇駐車場:大型バス20台・普通車50台、村営第一駐車場:普通車345台ほか)
但し、菊まつり期間中は一部有料駐車場があります。