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神体(しんたい)または御神体(ごしんたい)とは、神の体のこと。
目に見えず、形もない神という存在が依り憑くものを依り代と言い、神社の祖とで地鎮祭などを行う際には、榊などお臨時の依り代とします。
ご神体より恒常的に神が依る物、一般人が直接見ることはできませんが、多くは、鏡や勾玉と考えられます。
鏡は人の心を映すと言われたり、太陽の象徴とされるなど深い意味をもちます。
また古い時代には、山や岩をご神体(パワースポット)とすることも多かったようです。
例えば「富士山」も霊峰富士といわれる御神体です。
古神道における神籬・磐座としての海・川・山・森や木・岩など場の様相が変わり目立つ場所(ランドマーク)が、神域とされ神が宿るパワースポットと言われる。
または、現世(うつしよ)と常世(とこよ)の端境で神の国の入り口と考えれ、神の居るパワースポット(神体)と考えられていました。 宗像大社では沖ノ島、大神神社では三輪山が神体とされ[2]、皇大神宮では三種の神器の一つの八咫鏡とされるなど様々の御神体があります。
また、自然現象として、日(お日様)・火や火山・水(雨)・風・雷なども神体として信仰し、それは現在でも息づいているのです。