※当ページのリンクには広告が含まれています。
●草もの・・・折々の季節と自然の風趣を伝えてくれます
-
その姿から季節を感じ、草が生えている自然に風景を思い浮かべます。葉の色形、花のあるものはその可憐さなども楽しみたい。
草本性の植物を盆栽として作ったものを草ものと呼びます。かっては、木本性の盆栽を飾る際、添え物として使われるのみでしたが、最近は独立した盆栽として扱われています。山野草や高山植物に加え、園芸品種もあり、その数は数百種にも及びます。葉やその花で季節と野趣などを表現します。数種をひとつの鉢に植える「寄せ植え」は、草もののみに許される表現法です。主な祝には、イタドリ、ギボウシ、フウチソウ、セキショウなどがあります。
※上図の「草もの盆栽の種類」は【盆栽妙】公式サイトで詳しくみれます。
コガネシダ・・・秋の訪れを告げる黄金色の葉
- 分類/イワデンタ科イワデンタ属
- 鑑賞期/5月~6月、10月~11月
【特徴】
本州以南の岩地に生える。名の由来は秋に葉が薄茶色に紅葉するところから、晩秋の飾りでは主木添えとして、しばしば用いられます。
【育成の要点】
屋外で通常の水やりを心がければ、まず失敗はありません。冬の休眠期に、すべての葉を刈り込めば春に美しい新芽を吹きます。