博多座近くに僕が所属する芸能事務所がある。そこの近くにある居酒屋でサラメシ。
女房殿に誘われるまま入った食堂。
というか夜はサラリーマンの巣に変身する居酒屋。メニューは?わちゃ~魚オンリー。
実は拙者、魚が大の苦手。
しかも青魚になるといくら美人からお口に運ばれようとも貝のように口を閉ざすのだ。
EPA.DPAはサプリメントで補っている青魚無用論者なのだが。
いまさら退散することもできず、ご飯とみそ汁だけでいいやと思って、塩サバ定食を所望した。
ここからメイクドラマが始まった。
10分くらい待たされて定食が運ばれてきた。
うん?キレイな焼き上がり・・・サバのプロポーションがいい。
引き締まったしまった肉でべちゃ~とせずに、魚汁も臭くない、看板に偽りなしの玄界灘の取り立てだ~。
ちょこっと箸をつけてみると、皮の焼き上がりもパリパリ。血合いの行列を体を交わして、白身をちょびっと取り口に運ぶ。肉がしまっている。
おっ!骨抜きもキレイにしている、待たせた時間がこういう手抜き無しだったのか。
う~ん、これは思っていた以上にやるではないか。
もう一口・・・しまった!皮も一緒に入ってきやがった。
あれ、噛んでも臭みがないぞ~。
ご飯をほおぼる、お米が茶碗にへばりつかず、茶碗が手洗いというこもわかる。
聞くと食後の食器は洗浄機を使わずに手洗いするのは若女将のこだわりとか・・。
血圧が高めの拙者にとってみそ汁は辛いのがダメだが、これも辛くなく甘くなく上等。
野菜サラダの食感も新鮮さが口の中で弾ける。
あれよ、あれよという間に塩サバ定食を完食!
もはやミラクルに近いランチタイム。
いつの間にか魚好きな人間に成り代わった自分がいる。
こりゃ~、食べず嫌いとはこういうことなのか!
まとめると。青魚は食べないという聖域を侵して、生まれて初めて青魚を完食したのだ!
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