もみじの季節が一番美しいと言われる「談山神社」は、645年中大兄皇子と中臣鎌足が大化の改新の密談をした場所。
鎌足亡きあと、長男の定慧が唐から帰朝して十三重塔を建立しました。
その後701年には神殿が創建、御神像を祀ったことに始まります。
十三重塔は、高さ約17メートルで、日本唯一の木造十三重塔として重要文化財に指定。
朱塗りの建物ともみじとの美の競演は息をのむほど、美しくみごとなものです。
もちろん桜の季節も美しいですけど。
その壮麗な境内の中でも、三間社春日造りの美しい建物が摂社、東殿です。
「恋神社」とも呼ばれる東殿には、鎌足の妻で、万葉歌人の鏡女王(かがみのおおきみ)が祀られています。
鏡女王は情熱的な恋の歌を残したことから、縁結びの神様として古くから女性たちの信仰を集めています。
その鏡女王をイラストでかわいらしく描いた絵馬には、全国から訪れる女性たちの恋愛成就の願い事が記されています。
また撫でながら恋を祈願すると恋が叶うといわれている「むすびの岩座」はカップル、婚活中、恋愛成就を願う女性たちの間で人気です。
参道から恋神社(東殿)に続く「恋の道」は、恋愛成就を願う女性たちが見られます。
談山神社は恋愛成就のパワースポットがいっぱいですね。
住所:奈良県桜井市多武峰319
アクセス
JR桜井駅よりバス25分
入山時間:9時30~16時30(最終受付)
入山料:大人500円 小人250円