※当ページのリンクには広告が含まれています。
●葉物・・・葉の変化により四季の移ろいが楽しめる
-
季節により変わる葉の表情を見るのが第一。根張りから一の枝までの立ち上がり、葉に見え隠れする枝張り、繊細な幹肌なども見どころです。
寺社や公園、住宅街などでよく見かける樹種が多い葉ものにm親しみを感じる人も多いでしょう。春の芽吹き、日が透けて見える明るい緑色をした新緑、夏には枝いっぱいに緑の葉が茂り、秋には黄色や紅に葉が染まる。葉が落ちた冬には、幹と細かく手を広げた枝先の美しさが味わえます。春夏秋冬、明確な四季がある日本の自然を感じさせてくれるのが、葉もの盆栽です。葉ものはすべて広葉樹で、大半が落葉樹ですが、チリメンカズラ(下図)のように常緑樹のものもあります。また、松柏などに比べ、生長が早いが、100年以上の樹齢を重ねるのは難しいようです。
※上図の「葉もの」は【盆栽妙】公式サイトで詳しくみれます。
葉ものは、樹種により色形の異なる小さい葉、葉の色と幹肌の対照、葉と鉢の色の組み合わせなどの見どころがあります。本来、高く大きく生長するケヤキなどは、下から見上げると面白いです。根元から幹が先端へとだんだん細くなり、目の前の盆栽が空を突く大木にに見えてきます。主な植物に、モミジ、カエデ、ケヤキ、ブナ、ソロ、ヒメシャラ、イワシデ、チリメンカズラ、イチョウ、ツタ、ヤナギなどがあります。