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小品(しょうひん)盆栽は狭い部屋にも置けるインテリアとして女性にも静かに広がっています。小品盆栽は限られた空間でできる盆栽の入門版としておすすめできます。そもそも小品盆栽とは、樹高が20㎝までの手のひらにの盆栽を指すことから掌状盆栽とも呼ばれます。江戸時代からすでに作られていた小振りの盆栽は、近年、愛好家が急増しています。
畳1枚の広さに30鉢ほどは置ける小品盆栽は、住宅が狭い都市を中心に発達しました、普通盆栽に比べて安価なこと、数年、育てれば形が整いやすい点が普及している要因です。ただし、小品盆栽は決して未熟な盆栽ではないので、普通盆栽と同様の風格や趣きが求めらます。小品盆栽の色々な種類を見るならこちら>>
小品盆栽の樹種と樹形は、普通盆栽と同じです。培養の技術や管理も変わりません。ただし、鉢が小さいため、まめに水やりをする必要があります。いくつかの盆栽を組み合わせて飾る楽しみは、小品盆栽ならではのものです。違い棚を用いて人形などの添配(てんぱい)を考えて、季節や風景を演出するのも楽しい。色彩の異なる盆栽を並べて飾るだけでも楽しめるのが小品盆栽の魅力です。