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代々歌舞伎俳優の家に生まれたのが御曹司。
歌舞伎俳優がみんな御曹司なのかといえば、そうとも限りません。
もちろん、主役級の俳優の多くは、先祖代々歌舞伎役者という御曹司がほとんど。
ですが、舞台で大活躍している五代目・坂東玉三郎や六代目・片岡愛之助のように
御曹司でなくても才能と努力でトップクラスに上りつめる俳優も、ごくわずかですがいるのです。
そのほかは歌舞伎俳優に直接弟子入りするか、国立劇場に付属する伝統芸能伝承者養成所に入り、芸を学んできた俳優たちもいます。
こちらはその他大勢で、せりふがつかない役が多いが、いまや歌舞伎俳優の約3割は養成所出身者で、歌舞伎が好きで仕方がないという、情熱あふれる彼らが一生懸命演じているのです。
スターは、歌舞伎の華。
華を支える彼らによって歌舞伎の舞台は成り立っているのです。