今年もお花見も季節がやってきました。
近場の名所もいいですが、いつもと違った歴史ある桜や日本画風の桜の名所を訪ねるのも楽しいでしょう。
東日本で見られる名所をご紹介!
●身延山久遠寺(山梨県身延町)
鎌倉時代に日蓮聖人によって開かれた日蓮宗の総本山。
境内にある大きなしだれ桜が枝いっぱいに淡いピンクの花をつけた様子は、桜の花が地面に垂れさがるほどすばらしい眺め。
桜とお寺の構図は、まさに日本の春といった図。
また、寺院を取り囲む山々にも桜が咲き誇り、ほんとうに美しいです。
日本に生まれてよかったと感じる瞬間です。
町内にも桜の樹が点在しているので、散策してみるのも楽しいですよ。
歩きやすい靴をおススメします。
見ごろは3月中旬~4月上旬。 拝観料は無料。
アクセス:JR身延線身延駅からバス身延山下車、徒歩約1時間
●実相寺(山梨県北杜市)
日本三大桜の「山高神代桜」はヤマトタケルノミコトが植えたとされ、樹齢1800年とも2000年とも言われています。
ちなみに三大桜は、他に三春滝桜、梶尾谷淡墨桜があります。
実相寺は、エドヒガンサクラの神々しさを感じます。
見ごろは4月上旬で拝観料は無料。
アクセス:JR日野春駅から車で約15分またはJR韮崎駅からバス実相寺神代桜下車。
●光前寺(長野県駒ケ根市)
境内の約70本のしだれ桜がピンク色に染まって実に美しい。
開花期間中はライトアップもされ夜桜もまた見応えがあります。昼間とは全然違った表情を楽しめます。
また、長野県でも指折りの大寺は珍しいヒカリゴケの自生地としても知られ、桜の開花時期から見ごろになりますよ。
桜の見ごろは、4月上旬~下旬。拝観料無料。
アクセス:中央自動車道駒ケ根ICから車で約5分。
●大石寺(静岡県富士宮市)
境内の3000本の桜と、富士山とお寺は日本画のよう。
いかにも日本の寺という感じが外国の観光客にも喜ばれています。
4月6.7日は大法要で見学不可。見ごろは4月上旬
●寛永寺(東京都台東区)
徳川家の菩提寺は、歌川広重の浮世絵にもある桜の名所。
上野の桜は開祖天海が大和の吉野山から取り寄せた山桜が起源。
見ごろは3月下旬~4月上旬
●角館の寺町(秋田県仙北市)
武家屋敷の黒い板壁に映えるしだれ桜が有名。
見ごろは4月下旬~5月上旬
●最勝院(青森県弘前市)
八重桜やしだれ桜と全国でもその美しさで有名な五重塔とのコントラストが見事。
見ごろは4月下旬~5月上旬
●福聚寺(福島県三春町)
日本三大桜の「三春滝桜」の子孫桜。
小高い墓地から見下ろすしだれ桜と竹林と寺の対比に目を奪われますよ。
見ごろは4月下旬。
●深大寺(東京都調布市)
桜並木が美しい。見ごろは3月下旬~4月上旬
●光厳寺(東京都おきる野市)
東京都の天然記念物にも指定されている樹齢400年の山桜の巨木はパワーを感じるパワースポットです。 見ごろは4月上旬~中旬。