伊勢神宮は、豊かな緑や清流に囲まれた、日本にある神宮の中でも特別な場所として、日本中の人々が参詣した歴史ある聖地です。
この記事の目次
伊勢神宮の歴史や特徴
天照大御神がこの地に鎮座して200年が過ぎている。以来、伊勢神宮は日本人にとって尊い聖地であり続けている。特に江戸時代には60周期で「おかげ詣り」という数百万人規模の集団参詣が大流行しました。当時の日本の総人口が3000万人ほどであったため、その広まりはまさに日本中を巻き込むほどのものだったのでしょう。いざ、宇治橋を渡って内宮の中に入ると、そこはまさに神の世界です。広い参道には五十鈴川のせせらぎ、徐々に森は深くなり、その神々しさに参詣客の多くは思わず襟を正してしまいます。
式年遷宮
伊勢神宮には1300年にわたって行われている「式年遷宮」というお祭りがあります。もともとは天武天皇が発意したもので、20年に一度社殿を新しく造り替えて神座を遷すという祭りです。戦国時代に中断や延期があったものの、平成5年に行われた第61回の式年遷宮まで、連綿と行われてきました。これは常に新しい社殿に神様に鎮まっていただくことで、瑞々しく大いなる力で私たちを守ってほしいという願いが込められています。
日本人がどれほど伊勢神宮を大切にしてきたことか測り知れません。この精神は次の世代へと引き継がれ、今後も朽ち果てることなく、伊勢神宮は日本人の聖地であり続けることでしょう。
伊勢内宮
正式名を「皇大神宮」という内宮。日本人にとっての総氏神様であり、神話でも有名な太陽神「天照大御神」という尊い神様が祀られている。豊かな緑に包まれた荘厳な雰囲気に、こも地が聖地であることを実感することができます。内宮のそばには、五十鈴川が流れ、ここで手を洗ってからお参りしましょう。清らかな川の流れに心まで洗われるパワースポットです。
子安神社
安産の神様として信仰されている木華開耶姫命(こはなさくやひめのみこと)を祀っています。
内宮には放し飼いの鶏が、静かな朝に目覚めの声が響きます。
月讀宮(つくのみや)
内宮から徒歩で30分ほどの場所にある別宮、月讀宮には、天照大御神の弟神である月讀尊が祀られています。また、二人の父母である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と、伊弉冉尊(いざなみのみこと)も祀られているため、夫婦円満を願う人が多い。縁結びに関する願い事をする人が多く訪れています。
神の存在を感じ、なぜか新鮮な気持ちにさせてくれる聖地・伊勢神宮。願いをかけるだけでなく、何か自分自身に誓うことがあるとすれば、この地ほど適した場所はないでしょう。
伊勢神宮の行事
期間 | 行事 |
---|---|
元旦 | 歳旦祭 |
2月11日 | 建国記念祭 |
3月春分の日 | 春季皇霊祭遙拝 |
6月30日 | 大祓 |
8月4日 | 風日祈祭(かぜひのみさい) |
10月15日~25日 | 神嘗祭・由貴夕大御饌・御神楽 |
11月23日~29日 | 新嘗祭(にいなめさい) |
12月1日 | 御酒殿祭 |
12月23日 | 天長祭(てんちょうさい) |
12月31日 | 大祓 |
伊勢神宮周辺の観光
伊勢神宮に近い温泉
伊勢神宮から徒歩で15分のところに、客室露天風呂・大浴場・4つの貸切風呂が楽しめる「いにしえの宿 伊久」があります。「じゃらん」でも伊勢神宮温泉ではランキング1位です。全室バストイレ・全室シャワー・全室冷暖房・テレビ・冷蔵庫(有料飲料あり)が完備しています。ご夫婦やカップルで二人きりの時間を贅沢に過ごしていただけるだけでなく、小さなお子様と添い寝をされてもゆったりとお休みいただけます。
「じゃらん」で予約すれば館内利用券付きなど何かとお得なサービスが付いています。また宿からおかげ横丁も近く、江戸から明治にかけての風情を楽しめます。
じゃらんでこの宿の空室状況を確認する
おかげ横丁
平成5年に式年遷宮の年に誕生した内宮の門前町にある「おかげ横丁」。江戸から明治にかけての伊勢路の風情を楽しみながら食べ歩きと土産探しができます。また赤福本店もあります。1707年に創業した老舗で伊勢と言えば赤福といわれるほど有名。趣きのある店内では、座敷と縁側でお茶とともに赤福餅をいただくことができます。
伊勢神宮アクセス
伊勢神宮への宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】
伊勢神宮周辺には個性的なホテルや旅館が並んでいます。伊勢神宮外宮に近く神宮参拝及び伊勢志摩周遊の基地として大変交通に便利な山田館は、家族的なサービスと新鮮な魚介類を使った料理でおもてなしてくれます。
伊勢志摩観光の玄関口として、特に伊勢神宮参拝には至便なのも伊勢国際ホテル。市内中心部に立地、シティホテルタイプとしてビジネスや家族旅行、団体旅行ご利用頂けます。