石山寺(いしやまでら)は、滋賀県大津市石山寺1丁目にある東寺真言宗の寺。秋は紅葉が満開になり一段と見ごたえがあり、安産の祈願を参拝する妊婦さんの姿も多く見られます。京都の清水寺や奈良県の長谷寺と並ぶ、日本でも有数の観音霊場であり、西国三十三所観音霊場第13番札所となっています。
「石山秋月」でも知られるているお寺です。
紫式部ゆかりの花のお寺:石山寺
本堂は国の天然記念物の珪灰石(「石山寺硅灰石」)という巨大な岩盤の上に建っているため、これが寺名の由来ともなっているのだそうです。
聖武天皇の発願により、天平19年(747年)、良弁(東大寺開山・別当)が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音をこの地に祀ったのがはじまりとされています。
紫式部・源氏物語ともゆかりのあるお寺です。
石山寺のご本尊は如意輪観世音菩薩。
平安時代、皇族や藤原氏を始めとする貴族らの「石山詣」が盛んとなりました。
石山詣で祈ったのは、国家安泰や子孫繁栄につながる縁結びや安産です。
現在でも、安産・縁結び・厄除けにご利益があると多くの人がお参りに訪れています。
妊婦さんにも安産スポットとして人気があるお寺です。
また、四季折々の花を楽しめるので花のお寺としても有名です。
それぞれに違った趣があっていいですよ。
ぜひ、四季を感じに訪れてみてください。
■住所:滋賀県大津市石山寺1-1-1
■電話:077-537-0013
■参拝:8~16時30分
■交通アクセス:JR東海道本線「石山駅」下車。
京阪電車の石山坂本線に乗り換え京阪「石山寺駅」下車後、徒歩10分