熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)は、和歌山県新宮市新宮にある神社。
熊野新宮とも呼ばれ、熊野本宮大社、熊野那智大社とともに熊野三山に数えられ、2004年7月、熊野速玉大社の境内地は、ユネスコの世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。
生命の根源である水の動きを神格化した「速玉大神」を主祭神として祀り、全国の熊野神社の総本宮としてあつい信仰を集めています。
参道にある熊野権現の象徴として有名なナギの御神木は、平重盛が植えたと言われ、樹齢1000年を超える国の天然記念物。
その実を使った人形やお守りは、縁結び、婚活や夫婦円満にご利益があるとされています。
パワーみなぎる境内でしっかり恋愛成就・婚活成就をお願いしてみましょう。
ナギは海の凪に通じ、昔から家内安全のお守りとして、また熊野詣に来た人たちは道中安全を願って必ずナギの葉をいただいて帰るという習わしがあったそうです。
またナギの葉脈は、縦に細い平行線があって主脈がないため、引っ張っても切れにくいことから、縁が切れにくいと、良縁成就、婚活のお守りにもなっています。
その葉をモチーフにした「なぎまもり」は、恋愛成就を願う女性たちの間で人気ですよ。
授与してくださる巫女さんの髪にもナギの葉が添えられていて、きっと恋や婚活が実りそうな予感がします。
住所:和歌山県新宮市新宮1番地
アクセス
JR西日本・JR東海紀勢本線 新宮駅から車で約5分,徒歩15分
参拝:6~18時